クリーンをする時にスタートが上手く決まらずもたついてしまうエラーの修正方法”2ndポジションを理解する”

今回はウェイトリフティングを行う上で欠かせない、2ndポジションについて解説していきます。

クリーンやスナッチが上手くできない人はだいたい2ndポジションを理解できていない場合がほとんどです。

たとえばこんなクリーン

スタートが定まらないエラー

2ndポジションを理解していないといつまでも重心を前後させて迷子になってしまいます。これではクリーンやスナッチで上手く力を発揮することができません。

なぜ2ndかと言うとフロアからクリーンを行う時にスタートポジション(床)➜2ndポジション➜キャッチポジションの順に動作していくからです。

スタート ➜ 2ndポジション ➜ キャッチ

・では2ndポジションとはどこか?

股関節と膝関節を屈曲させ大腿部の半分からやや上のあたりを指します。別名ポケットポジションなんていい方もあります。スボンのポケットの位置に近いからですね。

実際やってみると意外と難しいです。中途半端なルーマニアンデッドリフトみたいになったり、逆に膝関節だけ屈曲してしまい上体が起きすぎたりとエラーが出やすいポジションです。

・2ndポジションの修得のコ

①がに股にする(股関節を外旋させる)

股関節を外旋させることで矢状面的な縦の動作に前額面の横の動作を加えることで立体的にポジションをとることができます。

②背中を閉め、手首を巻く(肩甲骨の内転と橈骨手根関節の掌屈)

ちょうど良い位置にバーを収めることができます。

③MidThighDeadLift(ミッドサイデッドリフト)

バーをセーフティバーに置き、大腿部の中央から股関節の間に来るように構えます。(2ndポジション)、地面を押し立ち上がります。

ミッドサイデッドリフトはマイナーなエクササイズですがウェイトリフティングを修得する際は必ず実施して下さい。ドライブ(地面を押すこと)によりバーに力を伝える感覚を掴むことができます。慣れてきたら100kg以上200kg近い重量も扱えるでしょう。

2ndポジションをスッと構えられるようになると自然とウェイトリフティングが上手くみえてきます。もちろん重量も伸びていきます。筋力だけでなく柔軟性も必要になってくるので通常の筋トレに飽きた方にもぜひチャレンジしてほしいですね。

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